い ま ま で の 地 方 議 会 ・ 自 治 活 動

市議会議員として活動した11年間と、市長選挙へ挑戦し私はこの地域が本当に好きなんだと実感したことをご報告します。
市長への挑戦(2004年4月) 市議会議員活動(~2004年3月) 視察研修の様子(~2004年3月)
市長選への挑戦 -公約-

3つの約束 プラス 1
1. “お役所”から“市民センター”へ

役所を市民自らのパートナーとするために、市民の感覚で市役所を変えます。

A.現地・現場主義の徹底
* 市長や職員が、市民との直接対話でコミュニケーションをはかるために、少人数から始める「まちづくり懇談会」を定期的に開催します。

B.フレッシュな組織づくり
* 能力ある職員の登用とスペシャリストの養成(一定の長期間の任務を経験する専門家)、民間の人材活用により組織に刺激を与え、フレッシュな組織をつくります。

C.小さな市役所づくり
* 納得できる地域自治組織の立ち上げを目指します。さらに、市役所業務の外部委託を再評価する中で民間委託を進め、定員や給与などの見直しを行って、4年間で人件費を10%以上削減するなどの行財政改革を進め、小さな市役所をつくります。

D. 「家庭福祉センター」の設立
* 各種の相談室などを統合し、支援をしたい市民や外部の専門家の協力も得るなどして、子どもや家庭に関わる様々な課題に迅速かつ適切な支援ができる体制を充実・強化するとともに、再就職を希望する女性に対する就業相談、技術講習会を行います。

E.生活道路などの整備優先
* 要望の強い身近な生活道路、水路の整備を優先に、地元の協力を得ながら計画的に整備します。

2. 市民をまちづくりの中心に

市民が、自らの手によって支える地域づくりによろこびと納得を感じられるまちづくりを進めます。

A.地域(分館から小学校区単位)支援事業の創設と住民参画の場づくり
* 住民自らの地域づくりや手づくり事業を通じて『地元』を学ぶ運動の支援として、「手挙げ方式」による、助成金を含めた地域への"自律支援"を行います。
* 公共施設の計画などに、第一段階での住民参画を実施し、地域で課題に取組むことをルール化します。

B.市民の活動を支援
* NPO(非営利で規約等がある民間組織)、市民団体の公的活動に対するノウハウの支援や他団体との連携の接着剤となるなかで、地域を支える担い手の育成と役割分担(市民・団体・行政)を行います。

C.福祉提言集団「100歳への挑戦者」を設置
* 子育て環境の整備と健康福祉、高齢者福祉のための"市民による提言集団"「100歳への挑戦者」を設置し、安心して元気に長生きできる市民生活の実現を目指します。

D.地域(分館単位)子育て事業の実施
* 住んでいる地域の退職者などを中心に、その地域に合った「こどもと大人の交流事業」を策定し、地域がこどもを育てる環境をつくります。

E.市民の文化活動を支援
* 市民の自主的な文化芸術活動、伝統文化の継承を、もうひとつ上に高めるために、アマチュア(市民)とプロ(芸術家・専門家)が共に学びあえる機会と環境をつくり、文化を通じた生きがいのある市民生活を支援します。

3. 自立(自律)を目指す地域・経済に

補助金や助成・支援の行政から、現場の声を活かした「未来への投資」を重視し、
経済が元気な地域づくりを目指します。

A. 農力発揮
* 農業関連団体、経済団体、振興センター、企業などが机を同じくし、地域一丸となって「売れる農業」の実現を目指します。
* 担い手の育成と域産域消を推進するために、学校教育に「農の大切さ」を学ぶ時間をつくるとともに、退職者や女性の就農を支援する制度をつくります。
* 市長自らが農産物の市場に立ちます。

B.「地域産業振興戦略室」の設置
* マーケット(市場)を重視し、地域の資源(環境や省エネルギー)を活かした産業振興を行なうために、「戦略室」へ地域内、および全国から人材を求めて外部の知恵を借り、経済の活性化を目指します。

C. 研究開発のまち
* 飯田市での"キャンパスのない大学"によるゼミを通して大学との連携関係を強化するなかで、産学共同研究所を設置し、産業振興と地域文化振興を目指した「研究開発のまち」をつくります。

D. 未来への投資
* 中学生や高校生が、授業として地域の産業に関わる時間をつくります。

E. 外から人の訪れる"評判のいいまち"つくり
* 「環境文化都市」の理念と成果を受け継いで、新しい観光のニーズに応えて農村をベースに飯田らしさを掘り起こし磨き上げ、地域のみなさんの暮らしぶりと街並みを全国に紹介する運動を、市内外共に積極的に展開します。

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そして、「飯田下伊那はひとつ」

 これらの施策は飯田市を中心に行ないますが、下伊那郡内の町村にも働きかけ、また連携もしながら、新たな飯田下伊那の目指す都市像を生み出して一郡一市へと展開していく「あたらしい飯田下伊那づくり」を目指します。